オー・ド・グロワール オードパルファム

EAU DE GLOIRE（オー・ド・グロワール）は、地中海に漂う帝国の香りの軌跡へと私たちを誘います。マルク＝アントワーヌ・コルティキアートが、故郷を離れ世界を征服したコルシカ島の人々へのオマージュです。モロッコに定住し柑橘類の果樹園を開拓した彼の父や、彼らの最も有名な同胞であるナポレオン・ボナパルトのように。EAU DE GLOIRE（オー・ド・グロワール）は、大小を問わず帝国が築かれ、そして時に運命のいたずらによって失われていく、栄光と悲劇に満ちた運命を想起させます。
コルシカ島に亡命した人々が心の中に抱いているのは、島の風景ではなく、マキの鮮烈な匂いだ。「目を閉じ、真夜中に、もし奇跡的にコルシカ島に運ばれたとしても、匂いだけですぐにそれと分かるだろう」と、当時まだブオナパルトと呼ばれていたブリエンヌ陸軍士官学校の若い学生がかつて書いた。
オー・ド・グロワールは、爽やかな柑橘系（タンジェリンとベルガモット）の香りで始まり、ワイルドなレンティスカス、ミルトル、ローズマリーが香りを強め、上品なネロリが柔らかさを添えます。しかし、すぐにマキの温かみのある香りがベースノートに広がり、イモーテル、シスタス、オークモスにインセンスの涙が溶け合います。
自分たちの起源も、後に残った者たちも忘れず、どこへ行っても自分たちの島の不滅の香りを携えて帝国を築いた人々のために。

材料

ノート：タンジェリン、ベルガモット、マートル、ローズマリー、ネロリ、ラブダナム、オークモス、インセンス